最近の「るりるり」'97

このページは記憶に頼って書いています。間違いがあるかと思いますが、ご了承下さい。
Last Modified '97/04/24
 4月21日…赤坂BLITZ
“pocket town”ツアー最終日。1階フロアーはオールスタンディング、2階には少し空席もありましたが、さすが東京公演という客席のノリでした。会場にはビデオカメラも入っていました。19:00ジャストにプリテンダーズの曲がかかり、本編終了時で9時前、アンコールまで終わったのは21:36、全25曲の長いライブでした。

オープニングは他の公演と同じでした。「早くしてよ」の後の最初のMCで開口一番「ヤッホ〜」と叫び、今回も「最後までじゅーぶん、楽しんでって下さい!」でした。「最後までじゅーぶん、楽しんでってちょーだいっ!」が少し懐かしかったりします。

2回目のMCでバルヴェールのCM撮影の裏話をした後、CMで使われている「あの時」が演奏されました。実は未だにこのCMを見たことがありません…。

「メロディ」の後奏で着替えのため久宝さんが袖へ、ここまでは他公演と同じでしたが再登場した久宝さんの衣装の色は紫がかったピンクでした。長織さんの赤いシャツも初めて見ました。

「MIDNIGHT DRIVER」が始まるとき「ここでもう一人紹介したいと思います」という久宝さんの声でギターを持った男性が登場しました。名前が聞き取れなかったのですが、誰だったのでしょう?

アンコールは「薄情」「COLOR」でいったん終了。ダブルアンコールで16日に発売されたばかりの新曲「ONE」が演奏されました。「ONE」が終わったところでバンドがBeatlesの曲を演奏する中、バースディケーキが登場しました。ローソクは17本ぐらいしか立ってませんでした(笑)。久宝さんには知らされていなかったようで「びっくりした〜、しゃべるはずのところで演奏し始めるんだもん。みんなぁ、間違ってるよ〜って思った…」と言いながらも嬉しそうな笑顔を見せてくれました。「Happy Birthday」をメンバーが演奏、客席が大合唱した後、ローソクを一息で見事に吹き消しました。

--------- MCより -------------------------------------------------

3年振りぐらいにCMに出たんですけど、もう見てくれましたか?見た人はわかると思うんだけど、吊られるシーンがあって…。(腰の辺を押さえながら)この辺とかすごく痛かったんだけど「笑って下さい」って言われて大変でした。女優さんやタレントさんは大変なんだなぁって思いました。

この前、仕事が終わった後スタッフの女の子と渋谷のパルコに行って洋服とか見てたんだけど、そのときにすごく気に入った服があって、色違いで5色ぐらいあったのかな、そのとき何故かピンクが着たくなったんですよ。私の服っていうと、黒とか茶色とか紺とか…、水色も好きですね、赤もたまに着るかな…、わりと強い色が好きだったんですよ。ピンクとか弱い感じの色ってあまり好きじゃなくって。でもそのときは「ピンクが着たい」って思ったのでピンクを買って、おさえで紺も買ったんですけど(笑い)。翌日、福岡でコンサートがあったんでそのピンクの服を着て行ったら、スタッフもメンバーもびっくりして「どーしたの?」って感じでした。後から「なんでピンクが着たいと思ったんだろう」って考えたんですけど、きっと昔より自分が強くなったんだろうって思いました。昔は強い色を着ることで、本当はすごく寂しがり屋で弱い部分があるんだけど、それを人に見せないようにしてたんじゃないかと…。次の曲は出会いや別れを繰り返して少しずつ強くなったり優しくなったりする、そんな曲です。「メロディ」

(「好きになってしまった」の後)
この曲の主人公は私とはちょっと違うんで、今度「奪ってしまった」という曲を書こうかななんて思ってます(笑)。欲しいものは手に入れる性格なので…、あ、他人のものを取っちゃいけませんよ、…でも取っちゃうこともあるかな…。


 2月 1日…渋谷公会堂
“pocket town”ツアー2日目にして早くも東京公演。2階まで満員でした。メンバーの衣装が変わっていたのとステージ後方にスクリーンがあったこと、「プライド」がサビ始まりに変わったこと以外はほとんど岩井と同じでした。公演時間は18:38〜20:51でした。

2公演見たところで今までのライブとの違いを挙げると、今回は昨年の学園祭ツアーに続いて、久宝さんはギターを弾きません。また「あの空へ続けDream」の一番最後の一声がありません。そしてなんと、MCの中でのギャグもありません。これらは何としても復活させて欲しいものです。

岩井のレポートでいくつか間違いがあったようです。まず衣装ですが「My Love, My Soul」のイントロで黒のパンツに、「Tokyo」でショートパンツ&スカーフ&網タイツでした。また曲名「MIDNIGHT DRIVER」が「MIDNIGHT DRIVERS」になっていたので修正しました。

MCの内容も岩井とほとんど同じ内容でしたが、最後に4月21日赤坂BLITZでのツアー最終公演が発表されました。


 1月26日…岩井市民音楽ホール
待望の“pocket town”ツアー初日、小さめのホールではありましたが満員でした。開演前のステージ上には白い薄手のスクリーンが下りていたのですが、メンバー(ギター、ベース、コーラス)用のマイクスタンドがスクリーンより前にセットされていたのでステージも小さめだったようです。しかもステージがライブハウスのように低かったです。どう見ても1mもありませんでした。

オープニングは今年もプリテンダーズ。やがて“pocket people”をBGMにスクリーン上には“pocket people”のマークなどが次々に映し出され、最後に“Ruriko Kuboh Concert Tour '97 pocket town”の文字が。ゆっくりとスクリーンが上がると羽のたくさんついた真っ白な衣装を着た久宝さん。バンドのメンバーは、ギター2人、ベース、ドラムス、キーボード、キーボード&サックス、コーラスの7人。コーラスの長織さん以外は新しいメンバーです。

1曲目は「次の夢」を予想していたのですが「ハデに行こう」でした。2曲目で早くも「早くしてよ」のイントロが始まったときは「この先どうなるんだろう?」と期待と不安が半々でした。

MCを挟んで「My Love, My soul」。確かここで黒のショートパンツ&網タイツに衣装が変わりました。アレンジが変わっていたため、久宝さんがタイトルを叫ぶまで何の曲かわかりませんでした。今回は「MIDNIGHT DRIVERS」「blue to blue〜青空に祈って〜」などガラっとアレンジの変わった曲あり、「あの空へ続けDream」「コンクリート・ジャングル」「薄情」etcイントロが大きく変わった曲ありとアレンジも楽しめます。(ただ、「blue to blue〜青空に祈って〜」のアレンジは“のー天気”すぎてちょっと…)

「コンクリート・ジャングル」〜「泣くだけ泣いたらおやすみ」まではメドレーっぽく続き、フルコーラス唄った曲はなかったと思います。初めてライブで聴いた「夜明け」、ボーカルは良かったのですが、(座席のせいか)ピアノの音が悪かったです。(黒のドレスに衣装が変わったのはいつだっけ…)

「Melody」の後奏で久宝さんがステージの袖へ。「結構唄ってるし、もしかして終わりか?」と思いましたが、ノリのいい曲のための衣装替えでした。「CANDY」「好きになってしまった」と続き、本編最後のMC。ラストスパートは「二人なら」〜「倦怠期」。「男」の後に3曲あると結構キツイです。

アンコールもたっぷり3曲唄ってくれて、開演17:37〜終演19:47の2時間10分という長めのコンサートでした。最近シングルヒットから縁遠くなっているので、観客動員も含めてちょっと心配していましたが、その心配を打ち消してくれるコンサートでした。最後に「今日はこんなにたくさん来てくれてどうもありがとう!」と言ったときの表情からも、久宝さん自身満足できる初日だったことがうかがえました。

--------- MCより -------------------------------------------------

こんばんは〜、そして、明けましておめでとうございます! 実は今年初めて初夢というものを見たんですけど、走ってる夢だったんです。それで、今年は年明けからツアーだし、突っ走る一年にしなきゃってことなのかなって思いました。衣装もハデに…、美空ひばりさんを意識してみました(場内爆笑)。自分でもちょっとハデかなぁとは思ってるんですけど。

この岩井市には昨日から来てゲネプロとかやってたんですけど、なかなかほのぼとした街で…(場内笑)。今日は地元の方がたくさん来てると聞いてます。久宝留理子を初めて見る方も大勢いると思いますが、新しい曲はもちろん古い曲もたくさん唄いますので、最後までじゅーぶん、楽しんでって下さい!

今唄った「夜明け」という曲は3年ぐらい前に作った曲でこの唄の中では「出会いと別れ繰り返しても、何を信じていいかわからない」と唄ってましたが、去年出した「pocket people」の「Melody」では「出会っては別れいく、悲しみを乗り越えながら生まれ変わり、少しずつ強くなる」と唄っていて、少しは成長したかなと思ってるんですけどね(場内拍手)。

さっきは「悲しみを乗り越えながら生まれ変わり、少しずつ強くなる」という話をしましたが、今唄った「好きになってしまった」という唄は真っ暗です(笑)。友達の彼を好きになってしまって、その友達から「プロポーズされた」という電話があって。この曲は書きながらボロボロ泣いてたんですけど、気付いてみると暗い曲ばかりだたので(笑)「これじゃいけない」と最後に明るい唄を書きました。聴いて下さい、「二人なら」

去年一年はどんな年だったかなって振り返ると「出会いの年」だったような気がします。この素敵なメンバーに出逢ったのも昨年だったし、まあ前から知っていた人もいるんですけど…、それから中西圭三さんに会ったのも昨年でした。「次の夢」のデモテープを聴いて、一目惚れじゃなく一耳惚れっていうんでしょうか、一回聴いてすごく気に入って「是非唄いたい」って言ったら唄うことができてとても嬉しかったです。最後に、皆さんの夢がかなうように「次の夢」を唄いたいと思います。

最近の「るりるり」 '96 下半期
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