6/22 赤坂graffiti

会場の赤坂graffiti,私は初めてでしたが,駅から近いってのがいいですね。
定刻を10分ほど過ぎてメンバー登場,客席後方から客席通路を通ってステージ上へ。
中央にあんべさん,向かって左手後方に竹田さん,右手後方に松尾さんというポジションでした。

「風のモント」「JALANの風」2曲終わったところで,メンバー紹介。
元エアーズと紹介された竹田さんでしたが,すみません,私はエアーズを知りません(汗)。

松尾さん,竹田さんの名前から【あんべ光俊音楽旅団 LIVE <松竹>2Days】と名づけられたこのライブでしたが,いきなり

【松竹安(しょうちくあん)】の3人,逆から読むと【あんちくしょう】になる
とあんべさん(^^;)。

FFAレーベルから出ているアルバムの中で,「JALANの風」が売上げ第1位だそうです。岩手・東北を中心に売れているそうで,岩手と同じ比率(売上げ枚数/人口)で全国で売れたとしたら,100万枚に届くそうです。

「しょうよう歌」「遠野物語」と飛行船時代の曲が続き,

次に唄う曲は,飛行船の解散が決まってから作った曲です。オフコースの「ワインの匂い」というアルバムの「ひとりで生きていければ」という曲への反歌として作った曲です。
「1st Albumを出したときには解散が決まってたなんて,ひどい話だよなぁ」と昔の自分たちを責める(?)あんべさん。竹田さんも松尾さんもバンド時代があったので,必然的に解散ネタへ。

「解散のときってのはどんな感じでした?」
「最初はすっきりというか,さっぱりするんだよね。空が広いなぁ,みたいな。でもだんだん,空が狭くなるんだよね」
「(オフコースの)再結成はしないんですか?」
「いや,知らないです。他の人にも『再結成するんだって?』って言われたりするんですけど,知らないんです」
「誰が反対してるんですか?」(ぉぃぉぃ(汗))
「いや,そういうことじゃなくて…,いろいろ複雑ですからね…,二人の前は三人だったとか…そういうことだと思いますよ」

う〜ん,「二人の前は三人だった」って地主さんのいた頃の話でしょうか。私には松尾さんの言いたかったことがよく理解できませんでした。どなたか教えて下さい(^^;)。「やさしさはほしいけれど」の後には,武藤さんの話も出ました。

当時,飛行船とオフコースはプロデューサーが同じ武藤さんという人で,よく中野に飲みに連れていってもらってた。武藤さんは「ワインの匂い」がとても気に入っていて,酔うと必ず店でかけていた。それも一回だけではなく延々とかけ続けていた。しかも決まって3曲めからかけていた。
「霧の晴れ間に」が実話を元に作られた,というのは初耳でした。この曲は松尾さん作曲なんですが,あんべさん本人も最後に歌ったのがいつか思い出せない様子で,ほとんど歌ったことがないと松尾さんにすまなそうに言うあんべさん。松尾さんは「最初Eで作ったけど高すぎてDに下げたじゃない,それで唄いにくかったんじゃない?」とフォロー(^^;)。

最近,MCでよく「インターネット」や「ホームページ」という言葉が出ますが,今回も

あんべ光俊公式ホームページっていうのがあって,何が公式なのかよくわからないんだけど(笑),そこのアンケートで1位になっている曲です。
という紹介で「365日」
この365日が入っている「Born to be Wild」というアルバムを出した当時,富澤一誠さんに「Born to be Mildじゃないかと言われて「何を?」って思ったけど,今振り返って考えてみるとあなたは正しかった。

昔,二子玉川に住んでいた時期があって,思い出したくないこともあるんだけど(笑)。今回,駒沢大学の近くのスタジオでリハをやってたんだけど,始まりの時間が早かったので終わる時間も早くて,で寝る時間も早いから起きる時間も早いんだよね。5時ぐらいに目が覚めて朝食を食べたくなったときがあって,コンビニで何か買うのも違うなって思って,駅の立ち食いそばならやってるかもしれないと思って二子玉川へ電車で行ったけどやってなかった。やることもないので,久し振りに二子玉川の川原を散歩した。犬の散歩をしていた地元のおじさんと話し込んでしまった。こういう【昔の自分を振り返る旅】みたいなものは,否定してきたはずなのに。

と,川の話題に繋げて「大きな河のほとりで」。これも松尾さんの作曲です。

「夢見るマジック」では岩手女子高に行ったときの話を。朝礼であいさつまでしたそうです。羨ましい(嘘)。
「ウエンズデイ」「少年の樹」「ロングラン」という本編の締めは5月のマーキーと全く同じでした(^^;)。
アンコールで「明日もあるので1曲だけ」と始まったのはなんと…「ダウンタウンの片隅で」
曲が終わって引き上げようとする松竹の二人を目で引き止めるあんべさん。「リハーサルをやったのはここまでです」と言って何をやろうか悩むあんべさん。「走れ!コータロー」を1フレーズ歌ったりしてようやく始まったのは「Ok」でした。竹田さんはあんべさんの手元を見ながらギターを弾き,松尾さんはマラカスで参加しました。 最後は竹田さんのキーボード,あんべさんのギターで「唄のある星に生まれて」,松尾さんも途中からギターで加わりました。

演奏曲目
1.風のモント 2.JALANの風 3.しょうよう歌 4.遠野物語 5.やさしさはほしいけれど 6.霧の晴れ間に 7.星の旅 8.365日 9.人の森を旅する道 10.夢見るマジック 11.短歌(セピア,君は宝物) 12.ウエンズデイ 13.少年の樹 14.ロングラン

アンコール
1.ダウンタウンの片隅で 2.Ok 3.歌のある星に生まれて


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