今年初,そして二十世紀最後という都内でのソロ・ライヴはマーキーでした。 「今年はよく働きました!」(だったかな?)と力強く言って「FIGHTING ROAD」から始まりました。2曲目に早くも「歌のある星に生まれて」,すでに,この曲にコーラスがないと寂しく感じてしまう私(^^;)。 今年初めて聴く「雪の帰り道」に,もうそんな季節なのかと改めて実感。 「Fair 〜 HeartBeat」「今日の私」「New Year's Day」と,少し久しぶりに聴けた曲も多く,何か得したような気分になりました。
「足裏マッサージと化粧にハマっている」というあんべさん,マーキーに張ってあった自分のポスターがかなり古いものだったので「今度,新しいのを持ってきます」と。自分でポスターを持ってくるアーティストもあんまりいないと思いますが,キャピタルヴィレッジと契約が切れた影響がこんなところにも?
というわけでそうなんです,キャピタルヴィレッジとのマネジメント契約が切れたんです。当然マーキーにキャピタルヴィレッジのスタッフの姿はなく,会場で売られていたCDもあんべさん自ら仙台から運んだそうで,ギターやら衣装やらCDやら荷物が多くて大変だったようです。「今日買ってくれた人には,ライヴが終わった後でサインします。持って帰りたくないので(苦笑)皆さん買ってください」と正直なあんべさんでありました。
そうそう,ニュースが三つありました。但し,下の二つは予定だそうです。
珍しく,あんべさんの口からインターネットという言葉が出ましたが,パソコンを持っていないのでファンの人が作っているページにアクセスすることもできない,とのこと(^^;)。でも「ホームページであんべは毒がなくなったとか書かれているみたいですが,いいんです。自分が書きたい歌を書いていきます。(場内拍手)そして,音楽で人を幸せにしたい」というMCもあったので,どこかから情報は入ってるみたいです。あ,でも私は「毒がなくなった」と書いた記憶はないので,このサイトの情報はあんべさんに入っていないかもしれません。
アンコールの「星の旅」ではZepp Sendaiを再現するように不揃いの手拍子(笑)。「まだ(「JALANの風」バージョンを)知らない人もいるんだなぁ」と言って,曲を中断し手拍子指導。「JALANの風」バージョンのハンドクラップのリズムを練習しましたが,やたらに走る人がいてバラバラに(苦笑)。あんべさんが「イントロと間奏ではこの(「JALANの風」バージョンの)パターンで,唄のところは好きなように叩いてください」と言って再び始まった「星の旅」でしたが,唄に入って客席の手拍子が真っ二つに分かれ(爆),ギターを弾く手を止めて手を叩く仕草をしながら唄ったあんべさんでした。
ライブ中に2回,あんべさんの口から「音楽で人を幸せにしたい」という言葉が出ました。21世紀への決意表明のように感じたのは私だけでしょうか。
P.S.
一番最後にあんべさんが「オフィシャルのホームページができるかもしれない」と言ってましたが,終演後にとある筋のかたに確認したところ,前夜の酒の席でそういう話で盛り上がったということでした。「酒の上での話」ということで,あまり過度な期待をせずに待ちましょう(^^;)。
演奏曲目
1.FIGHTING ROAD 2.歌のある星に生まれて 3.人の森を旅する道 4.雪の帰り道 5.今あるすべて 6.少年の樹 7.Fair〜HeartBeat 8.風のモント 9.イーハトーヴの風 10.夜のしずく 11.ロングラン 12.今日の私
アンコール
1.星の旅 2.JALANの風 3.しょうよう歌
ダブル・アンコール
1.New Year's Day